ドローンで屋根を見る。足場を組む前に、状態が分かります
公開 2026年9月9日/更新 2026年9月11日
屋根や屋上の状態は、これまで上がってみないと分かりませんでした。そして、上がった業者が撮ってきた写真を、オーナー様は信じるしかなかった。
ドローンが変えたのは、その場で一緒に見られることです。地上のモニターに映像が出るので、オーナー様も同じものを見られます。
ドローンで分かること
| 部位 | 分かること |
|---|---|
| 屋根(スレート・瓦) | 割れ、ズレ、欠け、コケの繁殖、棟板金の浮き |
| 折板屋根(工場・倉庫) | 錆の広がり、ボルトの状態、穴あき |
| 屋上防水 | 膨れ、ひび、排水口の詰まり、立ち上がりの状態 |
| 笠木・パラペット | 継ぎ目の開き、シーリングの切れ、浮き |
| 外壁の高所 | ひび割れ、タイルの欠け、汚れの筋の出方 |
| 雨樋 | 詰まり、外れ、勾配の狂い |
いちばんの価値は「透明性」です
訪問販売で「屋根が浮いていました」と写真を見せられても、それが本当に自分の建物かどうか、確認する方法がありません。実際、他所の写真を使うトラブルが報告されています。
ドローンなら、飛ばすところから着地まで、オーナー様の目の前で行います。その建物の、その場所の映像であることが確実です。
訪問販売で「屋根が浮いていました」と写真を見せられても、それが本当に自分の建物かどうか、確認する方法がありません。実際、他所の写真を使うトラブルが報告されています。
ドローンなら、飛ばすところから着地まで、オーナー様の目の前で行います。その建物の、その場所の映像であることが確実です。
ドローンで分からないこと
万能ではありません。正直に書きます。
- 触らないと分からないもの:塗膜の付着力、シーリングの硬さ、屋根材を踏んだときの感触
- 裏側:鉄骨階段の踏板の裏、軒天の奥、笠木の内部
- 打診が必要なもの:タイルの浮きは、叩かないと判定できません(赤外線という手もありますが、条件に左右されます)
- 細かい寸法:見積もりに使う数量は、実測が基本です
だから私たちは、ドローンと、実際に上がっての確認を組み合わせます。「ドローンだけで診断完了」とする会社があれば、それは調査として不十分です。
飛ばせない場所・条件があります
- 空港の周辺:名古屋には県営名古屋空港(小牧)があり、周辺には制限区域があります
- 人口集中地区(DID):名古屋市の大部分が該当します。国土交通省の許可・承認が必要です
- 第三者の上空:人や車の上は飛ばせません。道路に面した面は、飛行経路の設計が必要
- 風速5m/s以上:安全のため飛ばしません
- 雨天:機体の防水性能によります
名古屋市内はほぼ全域が人口集中地区です。適切な許可・承認を得て、周囲の安全を確保したうえで飛ばす必要があります。「どこでも自由に飛ばせます」という説明は不正確です。
撮った映像は、報告書に使います
ドローンの映像はその場で見て終わりではもったいない。静止画を切り出して、診断報告書に入れます。
- 屋根全体の俯瞰(どこが傷んでいるかの位置関係が分かる)
- 劣化箇所の寄り
- 次回の点検で比較できるように、同じ角度で撮る
数年後、同じ角度から撮った映像と並べれば、進行の速さが分かります。これが修繕計画の精度を上げます。
屋根に上がらせないほうがいい理由
これは業界の恥ずかしい話ですが、書いておきます。
「無料点検」で屋根に上がった業者が、瓦をずらしたり割ったりして「壊れていました」と言うケースが、実際に消費生活センターに報告されています。全国的な問題として注意喚起もされています。
屋根に上がる必要がある場合でも、できるだけ立ち会うか、ドローンで先に状態を記録しておくことをおすすめします。上がる前の映像があれば、後から比較できます。
ドローン診断は無料で行っています
現地調査のなかで、必要に応じてドローンを使います。追加費用はいただきません。映像はその場でお見せし、報告書にも入れます。屋根の状態を知りたいだけ、というご相談でも構いません。
現地調査のなかで、必要に応じてドローンを使います。追加費用はいただきません。映像はその場でお見せし、報告書にも入れます。屋根の状態を知りたいだけ、というご相談でも構いません。
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